分かりづらい!雨漏り修理の見積もりにある専門用語を解説

雨漏り修理の見積もりをもらったものの、専門用語が多くてよく分からない、という方もいるかもしれません。専門家にとっては日々当たり前に使っているものなので説明を求めても要領を得ず、不安になりがちです。ここでは、雨漏り修理の見積もりによく出てくる専門用語をいくつか取り上げ、その内容を分かりやすく解説します。


1.シーリング/コーキング

シーリングとコーキングは、いずれも瓦やスレートなどの継ぎ目や、木材と窓枠との隙間などを、防水用の充填剤で埋める作業を指します。厳密には、「シーリング」とは充填作業全般を指し、このうちペースト状の充填剤を使用する場合を「コーキング」と呼ぶと定義されています。もっとも、実際には区別なく使用されているようです。
やっかいなのが、業者や職人さんによって同じ作業でも呼び方が統一されていないために「途中で工事の内容が変わっている」といった混乱が生じる恐れがある点です。雨漏り修理に不可欠な作業ですが、見積もりで両者が並記されている場合などは注意が必要です。

2.棟板金(むねばんきん)

棟板金は、主にスレート屋根の頂点にかぶせる板金を指します。屋根の一番上に位置するため、激しい風雨や飛んできた石などで破損する危険性が高く、雨漏りの原因になりやすい場所のひとつです。このため、雨漏り修理の見積もりではよく「棟板金の取り換え」といった項目が見られます。
施工不良が生じやすい場所でもありますので、修理後は写真を見せてもらうか、安全に配慮しつつ自分の目で、クギが浮き上がっていないかなど仕上がりを確認することが大切です。

3.ガルバリウム鋼板

瓦やスレートと同様に使用される屋根材の一種で、鋼板を芯材とした亜鉛やシリコンなどでメッキされた鋼板です。軽くて丈夫、低価格と三拍子そろっていることから、屋根全体に使用されるだけでなくスレート屋根の雨漏り修理に使用されるケースも増えています。
瓦やスレート状に成形加工されている場合もありますので、ぱっと見ただけでは区別が付かないかもしれませんが、雨漏り修理の見積もりに「ガルバリウム鋼板」とあれば、屋根材を金属製にしていると考えるとよいでしょう。

4.ケレン

「ケレン」は、屋根や壁に防水塗装などを行う際に、古くなった塗装やさびをはがして下地を整える作業です。手作業のため技術と時間を要する一方で、塗装の品質を左右する非常に重要な行程です。雨漏り修理の見積もりに「ケレン」とあると高額になりますが、それだけ丁寧な作業で寿命を伸ばそうとしていると考えるとよいでしょう。
ケレン作業の費用は、主に作業面積によって計算されますので、どこにどれだけの作業を行うのかを確認した上で依頼し、結果を検証することが大切です。

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