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屋根の形状で雨漏りリスクが違う!?

一口に「屋根」といっても、その形状はさまざまです。実は、雨漏りになるリスクは屋根の形状にも左右されます。それゆえ、住まいの屋根の形状とその特徴を理解して、適切な雨漏り対策を施すことが大切です。 以下では、一般的な屋根の種類をご紹介するとともに、それぞれの雨漏りリスクを分析します。


1.切妻(きりづま)屋根

頂上部(大棟)から下方に向けて2面の屋根板が伸びている、最も一般的な屋根の形状です。多くの方が「屋根」といわれてすぐに思い浮かべるのが、この形状ではないでしょうか。切妻屋根は構造が単純なため比較的丈夫で、雨漏りのリスクも低めです。

2.寄棟屋根

屋根の最上部から4方向に屋根面が分かれている屋根の形状です。構造的には切妻屋根よりも複雑で、中央の最上部に当たる「大棟」と、四方に下がっていく「下り棟」とを組み合わせているので、その接合部の施工具合によっては、雨漏りが発生しやすくなります。

3.入母屋屋根

屋根の上部が「切妻」、下部が「寄棟」となった構造で、伝統的な日本家屋によくみられる屋根の形状です。格調は高いものの、構造が複雑なため、施工の難易度は高くなり、雨漏りのリスクも高まります。雨漏り修理の際も作業が難しくなるので、費用が高額になる可能性があります。

4.片流れ屋根

傾斜のある1枚の屋根面だけで構成された屋根の形状です。今風のイメージが好まれるとともに、シンプルな構造のため施工費も安く済むことから、近年、需要が高まっています。チェックやメンテナンスは簡単ですが、雨水の流れが一面に集中するので、雨どいが詰まったり、あふれてしまう危険性があり、屋根そのものよりも雨どいからの雨漏りに注意が必要です。

5.陸屋根(りくやね、ろくやね)

一般的には屋上がある水平な屋根の形状で、ビルやマンションだけでなく、最近では一般住宅でも増えているようです。水平な屋根のため、風の影響を受けにくいものの、傾斜がないので雨水がたまりやすいため、雨漏りリスクは大きいといえます。

6.招き屋根

切妻屋根の一方の屋根面を長くし、もう一方を短くした屋根の形状です。片方の屋根上部に壁をつくるため室内空間を高くすることができ、ロフトや天井裏の物入れスペースを設けやすいのが特徴です。雨漏りの大敵である強風に強い構造ですが、「雨仕舞い」と呼ばれる屋根と外壁とのつなぎ目の施工が確かでないと、そこから雨漏りが多発するリスクがあります。
住宅の屋根にはさまざまな形状があるので、新築する際には間取りや意匠性、機能性などを考えて、最適な屋根の形状を選びたいところです。その際は、雨漏りのリスクについても考慮に入れることが大切です。

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